介護職員の処遇改善について
「医療法人財団保養会・老健たけおか」では、介護職員の処遇改善として以下のとおり取り組んでいます。
1 給与の処遇改善
(1) 介護職員処遇改善加算(Ⅰ)を算定
月例給与、賞与を増額
(2) 介護職員等特定処遇改善加算(Ⅰ)を算定
月例給与・賞与を増額
(3) 介護職員等ベースアップ等支援加算
月例給与を増額
2 職場環境等の改善
(1) 資質の向上
①新採用者の教育制度
プリセプター制度を実施
②各種外部研修への参加
介護技術、施設看護関連研修、リーダー・中堅職員研修、管理者研修等
③内部研修(併設病院・老健合同研修への参加)
院内研修会での事例発表など
外部研修の内容を職場に還元するため伝達勉強会を開催(年15回程度)
④高齢者施設の職員に必要な基礎知識を定期的に確認
感染標準予防策の理解度調査
高齢者虐待及び身体拘束の理解度調査
⑤認知症ケアの専門性を高めるため東京都開催の研修を定期受講
認知症ケア対応のフロア職員は受講を必須としている。
(2) 労働環境・処遇の改善
①早期離職防止のため、新採用者のメンター制度を導入
②コミュニケーション活性化と運営に職員の意見を反映させるため、リーダー及びナース会議を職員が自主的に運営
③定期的な「虐待の目」アンケート調査をし、その結果を職場還元し共有
④各フロアの掲示や物品の場所を統一し、職員同士が互いに支援しあえる環境作りを実施
⑤日々使用する伝票など共通ツールを使いやすくするため、フロアでのパソコン利用を推進
(3) その他
①地域の児童・生徒や住民との交流により地域包括ケアの一員としてのモチベーションを向上
②非正規職員から正規職員への転換